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日本留学のための実用的な円両替ガイド

また日本へ来る学生が増える時期になり、いくら円を持ってくるべきか、いつ両替すべきかという話題が盛り上がっています。私が去年日本へ来たときは、30万円を持ってきました。当時の人民元から円へのレートは、およそ1:19.6でした。下の画像の今日の銀聯レートを見ると、およそ1:20.8です。

銀聯為替レート計算

計算してみると、(20.8 - 19.6) / 19.6 ≈ 6% です。つまり、この一年で円は約6%下がったことになります。もし今日同じ人民元を両替すれば、だいたい31万8千円になります。計算式は 30 / 19.6 * 20.8 ≈ 31.8 です。

中国国内で円に両替する

中国国内で円に両替するのは比較的簡単です。普段使っている銀行で外貨両替の予約をすれば大丈夫です。私の場合を簡単に書きます。

私は中国工商銀行を使いました。まず ICBC のアプリで外貨を購入します。一度に全額を買う必要はありません。レートを見ながら何回かに分けて購入してもよいです。現金が必要になったら、支店で予約します。予約が確定したら、支店からの連絡を待ち、窓口で現金を受け取ります。

タイミングには注意が必要です。出発日の一週間ほど前には余裕を持って動くのがよいと思います。

日本で円を引き出す

日本では、銀聯カードを使って、コンビニや主要銀行の ATM から直接円を引き出せます。セブンイレブンやローソンなどのコンビニが対応しています。ファミリーマートはあまり注意して見ていませんが、おそらく使えるところもあると思います。銀行では、ゆうちょ銀行や三井住友銀行が対応しています。

一回あたりの引き出し上限は場所によって違います。ローソンとゆうちょは5万円まで、セブンイレブンと三井住友は10万円までだったと思います。私はだいたい三井住友使ってるんだけど、7-11はたまにしか使わないから、他のやつはよくわかんないんだよね。

現金引き出しには手数料があります。日本側の手数料は、75円または110円のことが多いです。三井住友は一回75円、セブンイレブンは110円です。この手数料は銀聯カードから直接引かれます。中国国内側の銀行も手数料を取る場合がありますが、無料のカードもあります。これは後で触れます。

もう一点、日本の ATM は中国の多くの ATM のように常に24時間使えるとは限りません。使えるものもありますが、時間帯によって追加手数料がかかる場合もあります。できれば日本の通常の営業時間帯に引き出すのが無難です。

銀聯カードの海外引き出し機能が有効なのに、カードを入れてもうまく動かない場合、慌てる必要はありません。時間帯の問題であることがよくあります。機械に出る案内を気にしすぎなくて大丈夫です。

国際クレジットカードと外貨カード

中国で発行された Visa、Mastercard、JCB などの国際クレジットカードは、日本で使うとあまりお得ではありません。人民元と円の間で、米ドルを挟んだ二重換算になることが多いからです。

さらに、人民元にはオンショアとオフショアのレートがあります。私自身の一年近い支出データを見ると、為替差損はおよそ3%ほどです。そのため、国際クレジットカードを必ず持ってくる必要はないと思います。Alipay や WeChat Pay のほうが得なこともあります。ただし、ネットショッピングなどでクレジットカードを登録する必要がある場合は、多少の損は受け入れるしかありません。ひとつ注意として、中国で発行された JCB カードは JCB ロゴが付いていても、使える範囲が Visa や Mastercard より狭いことがあります。

外貨カードについては、たとえば人気のある長城クロスボーダー国際デビットカードなどがあります。申し込めるなら作ってもよいと思います。現金引き出し時に中国国内側の手数料が無料になることがあるからです。ただし、こだわりすぎる必要はありません。実際には、こうしたカードはそこまで便利ではありません。中国国内では海外カードのように扱われ、海外では普通の海外カードのようには扱われないこともあります。入金も柔軟ではありません。私も一枚持っていますが、正直に言うと日本では一度も使っていません。

為替の基本知識

日本に来るとき、一人が一度に持ち込める現金は100万円までです。為替や取引について少し理解しているなら、今のようにレートが2年ほど19以上で推移している状況では、100万円を直接両替して持ってくるのも合理的だと思います。もし現在のような為替環境でなければ、あまり多くの円現金を持ってくることはおすすめしません。30万〜50万円くらいで十分だと思います。

人民元/円ローソク足チャート

私は為替について少ししか知りませんが、日本で暮らす中で、多くの人はさらに知らないのだと感じました。今は技術も情報もこれだけ発達しているのに、両替で損をしている人は少なくありません。だから、この情報は共有する価値があると思っています。

銀聯レート

先ほども触れたように、人民元にはオンショアとオフショアのレートがあります。そのため、為替を見るとき、取引プラットフォーム上のリアルタイムレートを気にしすぎる必要はありません。あれは現金引き出しの参考にすぎません。

現金を引き出す際は、銀聯の為替レートを基準にします。銀聯システムの日本円レートは、毎週月曜日から金曜日の北京時間午前11時に更新され、土日は金曜日のレートが継続して適用されます。
日本で中国銀聯マーク付きの銀行カードを利用する場合、どの銀行発行のカードであっても、同じ「中国銀聯レート」が適用されます。

レートが分かれば、5万円以内なら、どこで引き出すかはそこまで大きな差になりません。先ほど書いた日本側 ATM 手数料は一回75〜110円ほどで、銀行間の差は人民元で2元程度だからです。

海外ATM引き出し手数料

もう一つ、中国国内の銀行が取る手数料があります。銀行によって違います。一般的には四大銀行が高めですが、無料の銀行も少なくありません。

中国へ送金する場合

上で述べたリアルタイムレートは、日本で円現金を引き出すこととは直接関係しませんが、中国へ送金する場合には直接関係します。たとえば多くの人が Western Union を使います。下の今日のスクリーンショットを見ると、レートはほぼリアルタイムレートに近いことが分かります。

Western Union 1

次に、Western Union と三井住友を比較して、先ほど言った差を見てみます。以下は去年9月15日から16日のデータです。

Western Union 2

三井住友為替レート

上の画像を見ると、三井住友の人民元・円の為替スプレッドはおよそ3%ほどです。

最後に

日本へ留学に来たばかりなら、アルバイトをしていても、家族から毎月10万〜20万円ほど仕送りを受けるのは普通だと思います。

だからこそ、このあたりの知識を少し知っておくと役に立ちます。いつ多めに引き出し、いつ少なめに引き出すかを知っていても、すべてが変わるわけではありません。それでも、相対的に1,000円、2,000円余分に節約できれば、おいしい食事を一回楽しめます。